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HANSHINSAUCE.INC

TEL. 078-453-1111

〒658-0015 神戸市東灘区本山南町1-1-1

会社歴史CONCEPT

 代々、仙台藩おかかえの藩医であった安井家の十三代目として、安井敬七郎は安政元年(1854年)仙台で誕生した。
仙台藩主設立の医学を中心にあらゆる学問を学ぶ学校『養賢堂』において修学し、成年東京にてドイツ工学博士ワークネル教授に師事し、工業化学をも学びました。

その頃、教授と共に訪れた神戸で食事をした際、
『神戸には美味しい肉があるのに
どうして日本には美味しいソースがないのでしょう』
という教授の言葉が敬七郎のソース造りの道への始まりであると、言い伝えられております。

それからというもの、当時の輸入されていたソースをベースに、より日本人に合ったソースをと日々研究を重ね、明治18年(1885年)香り高い褐色の液体を創りあげました。
それが阪神ソースのはじまりであり、日本のソースのはじまりとも言われています。

しかし当時は、まだまだ一般に用途を知られていなかった調味料だったため、販売には非常に苦労し敬七郎の知っている唯一の販売ルートである薬屋さんにその販路を託していたと思われます。

 その後、明治25年(1892年)海外視察団に参加した敬七郎は、東南アジアよりイギリスへ渡り、世界最古のソースメーカー『リー&ペリン』社を訪ねソース造りの指導を受けて帰国しました。
そして、敬七郎にとってソース造りの原点の地神戸市兵庫区荒田町に『安井舎蜜工業所』として本格的なソース工場を新設し、国産ソースの基礎を創りました。

それから1世紀以上、安井敬七郎の精神は受け継がれ、今日の味を未来へ伝えていっております。


    
       安井 敬七郎
 



       明治時代初期の弊社工場







  

阪神ソース株式会社

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